「リフォーム工事で、何か儀式や仕来りはあるの?」
そんなご質問を時に頂きます。

新築工事には、建築儀式(節目)があります。
「地鎮祭」に「上棟式」。。。少しご紹介ご説明いたしましょう!

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地鎮祭

主催者は、お施主様。
土地の神様に、土地を触るお許しをもらう儀式。

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お供え物や祭壇は、神社へのお礼金(5万円くらい)の中に含まれています。
設計事務所と工務店からは、お酒をお供えします。

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敷地四隅をお払いして、お酒で清めます。
次に
草を刈り、地を掘る所作をおこない、神様に工事の開始を奉告します。
奉鎮斎は基礎に埋め。鎮魂祈願いたします。

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上棟式

今後無事に工事が進む様に。。。建上がった祝い意味があります。

棟上日。
基礎の上に土台・柱・梁・屋根の棟を一気に建ち上げます。
 レッカー車・大工さん(大勢)で一日がかり。

夕方には棟も出来あがり、工務店が上棟式をします。
地鎮祭のように神主さんは呼びません。

儀式は、建物中心柱、棟に
魔よけのための幣束(へいそく)を鬼門に向けて立て、
槌打ちの義。 棟梁が盤木を木槌で打ちます。

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四隅柱に、塩を撒き、酒をかけて、清めお祓い致します。

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儀式の後
お施主さんは、大工さんをねぎらい、
現場での食事・お酒・お土産(お赤飯など)・お祝儀を用意します。

これは地方によっても、お祝いの程度にも差があります。
屋根からお餅・お菓子・お金を投げたり。 近所にも配ったり。。。

地域の風習や仕来りで違います!

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では、今回テーマのリフォームでの着工儀式。。。実は仕来りがありません。

大規模の場合や、企業様の場合は、神主さんを及びして地鎮祭的な事をいたします。

一般の住宅では、お客様の信仰やお気持ちよってさまざまです。
今まで大抵の方は何もされません。ケースバイケースなのです。


「神主さんをお呼びしますか?お祓い費用は3万~5万くらいでしょうか。」

「呼ばれないのであれば、お墓や仏壇に手を合わせて先祖様へご報告とお礼
 そして氏子神社に参拝をされてはいかがでしょうか?」

「建物のお祓いとお清めは、四方祓いを致します。」

とご説明しています。

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四方祓いの儀

建物を祓い清め、工事関係者などに災いが生じないよう祈願するものです。
お客様、施工店、棟梁・職人さん、三者で行います。

住居の中心に、「米・塩・酒」を奉る。(お水やお野菜やうるめなどをお供えする方もあります)

北を向き。南側に立ち、二礼二拍手一礼の作法にてお祈りします。

そして、四隅に、塩を撒き、酒をかけて、清めお祓い致します。



儀式は面倒ですが、これだけで、

何か気持ちも穏やかにコトが運びそうな気持ちになります。

ぜひ、試してみてください!


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