空間デザイン心理士®プロのメンバー4人で改善提案したモニター物件を
公開できる内容で連続3回の記事に分けてご紹介します。
(ご興味ある方は、トップページ問い合わせメッセージか公式にてご連絡ください。)


前回ブログに記載の通りの洗い出した問題点を解決する最善の方法
人間行動学を考慮した導線・使いやすい収納計画・家族の距離感を
間取りから変更リフォームすると考え提案した案 part1を前回記事にあります。

今回はひとまず家族負担が少ないすぐに解決できる方法がないかと、
メンバー4人でなく私が考えた、家具配置替え案をpart2提案を記事にします。
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家族の幸せを育むための家
〜2世帯及び発達障害のある子供達と住まう〜
 親世帯+子世帯(ママ/小学生男女2人)5人家族
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①Entrance

ウォークインの扉は開けて置くことで、そこに入り靴を脱ぐ事を促す。

正面には絵を飾りいつも綺麗に整えることで、安心感や心地良さを与えてくれる。

②Hall
物を置きがちなコーナー、目線の行きやすい場所に、グリーンやライトでなど設置する。

自然は安らぎをもたらす。


③Dining

座卓からテーブル椅子に変える。

発達障害の子ども達に自分の食事の席をきちんと決める効果が期待出来る。
また、座る高さが変わる事で、動線となるテーブル廻りに人が通っても、
見下ろされる感覚が和らぎ、不安感が改善される。
親世帯・子世帯共有の場所である空間に発達障害の子ども達様の収納を設けるの事で、
日中子ども達の見守りや世話を担っている両親にもわかりやすくする。


④Kitchen

今まで置き場に困っていたゴミ箱やストック品を収納出来るカウンターキャビネットを
アイランドキッチン横に追加する。
入口やダイニングから目障りに感じていたストレス軽減を図ると共に、
子ども達のお手伝い作業場としても利用できる様にする。


⑤Pianoコーナー(キッチン前スペース)

キッチン前の場所は以前は物置き場になっていたが、
キッチンから快適な家族の距離と言われる3.1mの円周内の場所であることから、
母と子のコミュニケーショ場所として重要な空間である。
そこで、ピアノを移動して子どもが弾く姿をキッチン、ダイニングから感じられる。
また椅子に座りくつろいだり、キッチン側と会話を楽しめる場所とする。


⑥Work(仕事勉強コーナー)
子世帯専用パーソナル特性に合わせ、発達障害の子ども達のが集中出来る様に壁側にデスクを。
母クライアントは開放感を感じられるリビング方向にデスクを設置。

個人専用の本箱にラベリングなど、本人にわかりやすい工夫を施す。

⑦FamilyRoom(子世帯専用)

クライアントの仕事中の休憩や打合せ空間にも利用する事が出来きる空間。
好みのインテリアで設える。
夜は親世帯に干渉されないプライベート空間となる。
また自然四季を感じれるれる様に外にテラスデッキと植栽を新設する。


⑧Bedromom

子供室はダイニングからの出入口とすることで、祖父母からも世話しやすくする。

母室は個室でも落ち着ける様に、愛着が持てるパーソナルチェアを設ける。
各自の収納クローゼットは、オープンとし片付け苦手でも見やすい収納にする。

⑨Sunroom

物干しエリアの横ではあるが、ベンチなどを置いて休憩出来る居場所を作る。
外部か覗かれる不安を軽減する為に、外には植栽。

⑩Patio

幼児期の遊具は廃棄し、植木鉢で草花植木を楽しみめる場所とする。
ダイニングからもアクセス出来る窓があり、時に外で食事など空間利用も可能である。
またエントランスホールからダイニングからの視野方向であり、
自然と明るさを感じる中庭として魅せる。




いかがでしょう?
模様替え家具の移動配置の工夫模様替え案でも家族距離感に配慮した
ストレス少ない動線になっているのはないでしょうか?
改めてモニター様には今回ご協力感謝しています。
今回の提案を参考にしてくださって笑顔の絶えない暮らしになり
益々のご多幸お祈りしています。
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空間デザイン心理学™
 お子様の成長過程の悩みや家族の距離感を空間で改善する

パーソナル空間と家族団らん空間の両立した住まい

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心理学と行動学で空間づくりのサポートいたします


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